遅くなったが新年、明けましておめでとうだ、コノヤロー!!
元気にしておったか?ハイレバゴリラだ。
今日はな、ワシからFX初心者あるいは負け組トレーダーにとっておきのレクチャーをしようと思う。
準備はよいか?
ところで、諸君らの中にはテクニカル分析やファンダメンタル分析などの小手先にこだわっている者が多いのではないだろうか?
図星か⁉
なあに、恥じることはないぞ。誰でも陥る罠だからな。
何を隠そう、このワシもその罠とやらに昔は陥っていたからのう。
しかしだ、テクニカル分析やファンダメンタル分析などの小手先にこだわっているようでは、いつまでたっても勝てないかもしれんのう。
一番大事なものを忘れてはおらんか?
では、行くぞ!!!
トレードに情報は本当に必要なのか
ところで諸君らはトレードをする際に、どれほどの情報を獲得しているのかのう。
トレード関係の本やサイトなどでは様々な情報が溢れかえっており、また、それらの情報を日々コンスタントに手に入れることが重要だと言われていることは諸君らもよく知っておろう。ある意味、洗脳みたいなものじゃな。
なぜだかわかるか?
トレードで勝つために必要だからだって⁉
バカヤロー!!!
本当にお人よしとはお前さんのことだよ。
情報を流している側(がわ)に立って考えてみろ。本当に勝てる情報をわざわざリークすると思うか?
トレードは、勝つか負けるかだ。
DEAD OR ALIVE
の世界でそのような善人などはいないと断言しようではないか。
では、なぜアナリストなどの予想屋が存在するか。それは彼ら・彼女らも仕事だからそうせざるを得ないに過ぎんのだよ。
彼ら・彼女らアナリストの日々の情報や予想などを多くのトレーダーが求めている現実は何を意味するのかわかるか?
それはだな、
不安
じゃよ。それも「漠然とした不安」だ。
この一言に尽きる。
思い切って情報戦から離脱せよ
多くのトレーダーは、トレードするにあたり何かにすがりたいがゆえにあらゆる情報を求めようとする。
しかしじゃ、あまりにも多すぎる情報は、諸君らの視界を遮ることにもなりかねない。
思い当たる節があるであろう。
情報とは時に足枷(あしかせ)にもなるのじゃよ。
では、なぜ人はトレードをするにあたり必要以上に不安を抱くのであろうか。
誤解しないでもらいたいのであるが、どんなに優れたトレーダーであれ負けるかもしれないという一抹の不安はあるであろう。不安が何一つないというトレーダーはデマカセ・マヤカシであろうな。
必要以上に不安を抱いてしまうのは、自分なりのトレードルールが定まっていないからであろう。
どこでエントリーして、どこでイグジットするのかどうか、あらかじめ自分なりのトレードルールが定まっていれば、外野の情報などに惑わされることはないであろうな。
ルールはシンプルであればあるほどよい。
初心者や負け組トレーダーほど、複雑なルールを構築してしまうのじゃ。当然、複雑なルールなど守れるはずもなかろうて。
ルールを破ってしまうと、自分を責めてしまったり、時には自暴自棄になって傷口を広げることもあろう。
また、ルールをコロコロと変えてしまい、いつまでたっても自分のルールが定まらない者もいることだろう。
そのようなトレーダーは思い切って勇気を出して一切合切の情報を一度遮断することをおすすめする。
新たな景色が見えるであろう
情報を遮断することで何が見えるであろうか。
わかるかな?
それはお前さん自身じゃよ!
これまでのように多くの情報に振り回されてる状況では、何が正解で、何が間違っているのかすらわからない状況であったであろう。
そんなときはだ、情報を一切合切遮断して、チャートだけに向き合ってみることじゃ。さすれば、自分自身のトレードスタイルがハッキリとわかるであろう。
以上をまとめると次のようになる。
その1 ルールを定める
ルールはシンプルであればあるほどよい。複雑なルールは視界不良を起こすぞ。
移動平均線のみでトレードするのであれば、それを継続することじゃ。コロコロと自分のルールを変えてしまうとロクなことにはならんぞ。
その2 情報を遮断してチャートのみに集中する
外野の情報には一切耳を貸さないこと。チャートと諸君らの関係を誰にも邪魔させてはいけない。
無心になってチャートを見つめてトレードすることだ。
その3 反省点や思いついたことを記録する
トレードをするにあたって、反省点や思いついたことを記録するのじゃ。
この時も必要以上に細かく記録しようとしてはいけない。シンプルに記録するのじゃ。
自分なりの意見で良い。誰に見せるわけでもないからのう。
その4 復習すること!
最後に、記録したことを時間をおいて定期的に見直すことだ。
これが大事なのだ。しかも継続しなければならない。
継続するためには、各工程をシンプルにする必要がある。複雑であると継続することが困難となることはわかるであろう。
諸君らの幸運を祈る。
最後に孔子の言葉を贈ろうではないか。
過ちて改めざる これを過ちという
※孔子(紀元前552年または紀元前551年‐紀元前479年)春秋時代の中国の思想家、哲学者。儒家の始祖。釈迦、キリスト、マホメットと並び四聖人に数えられる。その死後約四百年かけて弟子達が編纂したのが『論語』である。
コメント