TITAN FX 海外FX界の貴公子

TITAN FX
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TITAN FX  海外FX界の貴公子

TITAN FXは、2014年に運営サービスを開始したブローカーである。

2014年10月に日本でのサービス提供を終了したPepper Stoneの生まれ変わりと言われている。Pepper Stoneは、極狭スプレッドとその高い約定力で多くの日本人から支持されていた知る人ぞ知るブローカーであった。

しかし、オーストラリアの金融庁が日本人向けのサービスを終了するようオーストラリア国内のブローカーに通告したために、日本から惜しまれながら徹底せざるを得なかったのである。

(日本の金融庁からの圧力であろうと推測されている)

TITAN FXは、そのPepper Stoneのメンバーが設立したブローカーと言われており、極狭スプレッドと高い約定力のDNAを引き継いでいるのである。

そのためTITAN FXは、特にハイレバレッジを活かしたスキャルピング好みのトレーダーには最高のブローカーと言えるのである。

TITAN FXのサービス内容をメリットとデメリットに分けて説明する前に、口座種類別に基本情報をまとめてみたので、まずは軽く一読してから読み進めると理解が深まるであろう。

口座種類スタンダード口座ブレード口座
日本語サポート
円建て口座
最大レバレッジ500倍500倍
最低入金額200ドル
2万円
200ドル
2万円
主な入金方法クレジットカード
ビットウォレット
スティックペイ
クレジットカード
ビットウォレット
スティックペイ
主な出金方法クレジットカード
ビットウォレット
スティックペイ
クレジットカード
ビットウォレット
スティックペイ
最小取引数量1000通貨(0.01ロット)1000通貨(0.01ロット)
最大取引数量1000万通貨(100ロット)1000万通貨(100ロット)
最大ポジション数200200
ロスカット水準証拠金の20%証拠金の20%
ゼロカット
口座開設ボーナス
入金ボーナス
取引ボーナス
約定方式STPECN
TITAN FX基本情報まとめ
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TITAN FXのメリット

とにもかくにも極狭スプレッド

TITAN FXのメリットは、なんといっても極狭スプレッドだ。

TITAN FXは、スタンダード口座(STP方式)とブレード口座(ECN方式)の2つの口座タイプを選ぶことができるが、いずれもNDD業者の中でトップクラスの極狭スプレッドである。

TITAN FXの2種類の口座の特徴
  • スタンダード口座(STP方式)・・・裁量でのスキャルピングがメインの初級者〜中級者に適している。もちろん、デイトレードやスイングトレードにもよいであろうが、TITAN FXのメリットを最大限に生かすのはスキャルピングであろう。
  • ブレード口座(ECN方式)・・・大口のロットでのスキャルピングやEAでの自動短期売買が主の中級者〜上級者に適している。

多くの海外FXブローカーでは、STP方式とECN方式の2種類の口座が用意されているが、ECN方式の口座は口座開設ボーナスや入金ボーナスの対象外となっていることがほとんどである。

そのため、ボーナス目当てのトレーダーはSTP方式を選択することになるのであるが、TITAN FXはそもそもボーナスが用意されていない。

であれば単純に取引手数料が安いECN方式であるブレード口座を開設するのが賢明であろう。

ブレード口座は取引手数料が1ロットあたり3.5ドルかかってしまうがスプレッドが極狭であるため、これらふたつの要素を考慮するとECN方式のブレード口座の方が取引コストが小さくなるのである(小口トレードであればこの限りにあらず)。

約定方式のSTP方式とECN方式の違いについて

STP方式

STP方式とは、インターバンクとFXブローカーの2重の手数料がスプレッドとして計上されている取引方式のことである。

ECN方式

対照的にECN方式とは、インターバンクの手数料だけがスプレッドとして計上されている取引方式のことである。スプレッドにFXブローカーの手数料が計上されない分だけ、当然ながらスプレッドが小さくなるのである。(その代わりに取引手数料が別途加算される。TITAN FXの場合であれば、1ロットあたり3.5ドルとなっている)

約定力も抜群!

TITAN FXがスキャルピングに適している訳は、極狭スプレッドにプラスしてその抜群の約定力にある。

「ZERO POINT Technology」(2016年2月導入)により、その約定力は更に強固な物となった。

さらに、Equinix NY4ファイナンシャルデータセンター(災害に強い鉄筋コンクリートの建物)と提携してからは他のブローカーの追随を許さない約定力を得たと言えるであろう。

スリッページ(注文と決済された価格差)もほとんど感じることなく快適なトレードが可能である。

完全NDD方式で透明性も抜群!

TITAN FXは、完全NDD(ノーディーリングディスク)方式である。顧客の注文をインターバンクにしっかりと流すため、顧客とブローカーの利益が相反しないのだ。

NDD方式のブローカーは、顧客がトレードする際のスプレッドからの収益により経営をしているため、顧客が取引すればするほど収益が増えるのである。

すなわちトレーダーが少しでも長くトレードを継続してくれなければ、ブローカーも収益が減ってしまい困ってしまうことになる。そのためトレーダーに勝ち続けるてもらえるように、ブローカーは最高のトレード環境を常にトレーダーに提供しているというわけだ。

もちろん取引制限は一切ないのである。スキャルピングもEAもどんどんやってくださいとのスタンスである。

ボラティリティが高いときなどはスリッページが発生することがあるにはある。しかしNDD方式のため、不利約定だけではなく有利約定も発生するので安心してトレードできるぞ。

最大レバレッジ500倍・ロスカット水準は証拠金の20%・ゼロカットシステム採用

TITAN FXのレバレッジは最大500倍である。もちろん500倍一択である。

ハイレバレッジが売りの海外FXブローカーでさえ、口座残高に応じてレバレッジが制限されることが多いのであるが、なんとTITAN FXは500倍のままである(他のブローカー同様に、その他国際情勢などにより一時的にレバレッジが制限される可能性はあるが)。

アクティブかつアグレッシブなスキャルパーには堪らんではないか。

海外FX各ブローカーのレバレッジ一覧表

参考までに海外FX各ブローカーのレバレッジ一覧表を掲載しておく。

口座残高(有効証拠金)
(万円)
XMLAND-FXGEMFOREXis6com
(注1)
Hot Forex
(注2)
FBS
0~2888500100010005003000
2~20888500100010005002000
20~50888500100010005001000
50~20088850010001000500500
口座残高(有効証拠金)
(万円)
XMLAND-FXGEMFOREXis6comHot ForexFBS
200~300200500500500500500
300~500200500500500500200
500~1000200200500200500200
口座残高(有効証拠金)
(万円)
XMLAND-FXGEMFOREXis6comHot ForexFBS
1000~1500100100500100500200
1500~2000100100500100500100
2000~3000100100500100500100
3000~100100500100(注3)100
注意事項
  • (注1)is6comはボーナスの対象であるスタンダード口座で比較
  • (注2)Hot Forexはボーナスの恩恵が大きいプレミアム口座で比較
  • (注3)3,000万円以上かつ50ロット以上のポジションを保有していると75倍~500倍の範囲で制限される
  • TITAN FXは口座残高によらず最大レバレッジ500倍でトレードが可能である
  • MYFX Marketsも口座残高によらず最大レバレッジ400倍でトレードが可能であるが、1,000万円を超えるとロスカット水準が20%から50%に変更される
ゴン太
ゴン太

TITAN FXは、口座残高によらず最大レバレッジ500倍で固定されていることに注目です。

プロ向きの口座と言えますね。

また、ロスカット水準は証拠金の20%だ。2016年2月からはゼロカットシステムも採用されており、トレード環境は業界最高レベルとなった。

海外FXの醍醐味であるハイレバトレードを思う存分に味わうことができるであろう。

取り扱うのはFX通貨ペア57種類・貴金属6種類・原油2種類・株価指数9種類と豊富

TITAN FXでトレードできるのは、FX通貨ペアが57種類もあり、その他にゴールドやシルバーなどの貴金属6種類、原油2種類、株価指数CFD9種類となっている。これらもゼロカットシステム採用である。

取引したい銘柄が見当たらないことで悩むことはないであろう。

充実した日本語サポート体制

公式サイト・取引ツール・個人のアカウントサイトは全て日本語対応しており、また、サポートデスクは日本人が日本語で対応してくれるので、英語が出来なくても安心してよい。

サポートデスクは月曜日から金曜日までの平日24時間、電話・メール・ライブチャットを利用した日本語での問い合わせが可能である。分からないことや不明な点があれば遠慮なく問い合わせをすることだ。

ビットウォレット対応

TITAN FXでは、ビットウォレットによる入出金が可能である。

bitwallet(ビットウォレット)とは、決済代行会社e protections社が展開するデジタルウォレットを用いたオンライン支払いサービスだ。
ネット上での中継銀行の役割を果たしてくれるものであり(かつて日本でも利用できたネッテラーのようなものである)、今や海外FXをするトレーダーには必須のアイテムである。

ビットウォレットを経由させることで、入出金に係る手数料を大幅に縮小できるのである。さらに即時反映されるので、すぐにトレードを始めることができるぞ。

ビットウォレットから顧客の国内銀行口座に出金する際は手数料が700円弱かかるが、それ以外の手数料が一切かからないのがメリットである。

まとめると下記の表になります
TITAN FX口座 ⇔ ビットウォレット口座・資金の移動に係る手数料は無料
ビットウォレット口座 ⇔ 顧客の国内銀行口座・ビットウォレットへの入金は基本的に無料(顧客の国内銀行口座次第)
・顧客の国内銀行口座への出金は700円弱の手数料がかかる

手数料無料、即時反映ということでビットウォレットを使わない手はない。ビットウォレットを開設していないトレーダーは今すぐビットウォレットの口座を開設すべきである。

(なお、TITAN FXでは、ビットウォレットが利用可能となった際に、従来の海外銀行送金での出金サービスが終了したことを付け加えておく)

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TITAN FXのデメリット

海外銀行送金で出金ができない

TITAN FXでは、出金の際に海外銀行送金を利用することができない。

入金に関してはクレジットカードで行うことが可能であるが、出金に関してはクレジットカードへの出金はクレジットカードでの入金額までとなっているため、利益分を出金する際はビットウォレットかスティックペイを利用する必要がある。

なお、ビットウォレットはとても便利であり、今や海外FXを利用するにあたり必需品とも言えるため口座を開設しておくことをおすすめする。

TITAN FXの入金方法まとめ

ここでTITAN FXの入金方法をまとめておこう。

入金方法最低入金額手数料入金反映額
クレジットカード1円無料即時反映
ビットウォレット110円無料即時反映
スティックペイ3,000円無料即時反映
国内銀行振込対象外対象外対象外

TITAN FXで利用できるクレジットカードは、VISAカード・Mastercard・Amexのみとなっており、JCBカードは利用できないので注意が必要だ。

JCBカードしか持っていないのであれば、ビットウォレットかスティックペイの口座を開設することだ。

TITAN FXの出金方法について

  • クレジットカードで入金した場合:入金額分まではクレジットカードで出金される。利益分については、ビットウォレットやスティックペイで出金できる。
  • ビットウォレット・スティックペイで入金した場合:これらの制限は一切なく自由にビットウォレットやスティックペイに出金できる。

これらはマネーロンダリング防止のためのルールなのであるが、クレジットカードでの入金だけでなくビットウォレットやスティックペイにもこれらの「出金は入金額まで」と制限するブローカーも現れている。XMが良い例であろう。

なお、念のために伝えておくが、これらの制限が設けられた場合、利益分は海外銀行送金で出金することになるであろう(今はその必要がないため海外銀行送金は利用できないが)。

ライセンスの信頼性が低く、運営歴はそこそこ

TITAN FXはバヌアツ共和国の金融ライセンスを持して、2014年に日本に上陸した。このバヌアツ共和国の金融ライセンスは比較的に審査が緩く、また、運営歴も5年とそこそこである。

そのため、完全に信頼できるブローカーとは言い切れないが、まあ、これはどこのブローカーにおいても大なり小なり同じである。海外FXブローカーのみならず国内FX業者であってもな。

なお、TITAN FXでは、トレーダーの投資金とブローカーの経営資金を別々に管理する分別管理をしている。信託保全はオーストラリアのNational Australia Bank(NBA; ナショナルオーストラリア銀行)の信託口座(Client Trust Account)であり、こちらでブローカーの経営資金とは別で分別管理されているのだ。

NBAは、150年以上の歴史を有するオーストラリアの大手銀行である。ムーディーズにおいて「Aa3」と格付けされており、オーストラリアの大手銀行・commonwealth(コモンウェルス)と同じランクである。

入金ボーナスは一切なし!

TITAN FXは、XMやLAND-FXなどのような入金ボーナスは一切実施していない。潔いくらいである。その分をトレード環境やスプレッドに還元するというスタンスである。

入金ボーナスを利用してトレードをしたい者は、XMやLAND-FXなどのブローカーを利用したほうが賢明であろう。

どちらもメリット・デメリットがあるが、要は使い分けである。

末永くお付き合いする口座としてTITAN FXを利用し、入金ボーナスを利用したトレード用にXMやLAND-FXを使えばよいであろう。

ゴン太
ゴン太

TITAN FXは、残念ながら口座開設ボーナスや入金ボーナスはありません。

その分、トレード環境に力を注いでいると言えますね。

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TITAN FXの詳細情報まとめと総合評価

どうであったであろうか。何となくでも頭の中が整理できたであろうかな。

もう一度、TITAN FXの情報をまとめを掲載しておこう。今度は基本情報にプラスαした詳細情報のまとめになるぞ。是非復習してほしい。

TITAN FXの詳細情報まとめ

口座種類スタンダード口座ブレード口座
日本語サポート
円建て口座
最大レバレッジ500倍500倍
最低入金額200ドル
2万円
200ドル
2万円
主な入金方法クレジットカード
ビットウォレット
スティックペイ
クレジットカード
ビットウォレット
スティックペイ
主な出金方法クレジットカード
ビットウォレット
スティックペイ
クレジットカード
ビットウォレット
スティックペイ
最小取引数量1000通貨(0.01ロット)1000通貨(0.01ロット)
最大取引数量
(1ポジションあたり)
1000万通貨(100ロット)1000万通貨(100ロット)
最大取引数量
(1口座あたり)
20億通貨(20,000ロット)20億通貨(20,000ロット)
口座種類スタンダード口座ブレード口座
最大ポジション数200200
ロスカット水準証拠金の20%証拠金の20%
ゼロカット
口座開設ボーナス
入金ボーナス
取引ボーナス
口座種類スタンダード口座ブレード口座
取扱通貨ペア数70通貨ペア70通貨ペア
手数料0円3.5ドル(1ロットあたり)
平均スプレッド
(ドル円)
1.33pips0.33pips
プラットフォームMT4/MT5MT4/MT5
約定方式STPECN
TITAN FX詳細情報まとめ

TITAN FXの総合評価

TITAN FXは日本に上陸してから5年目ということで実績的には中堅どころのブローカーであり、ライセンスも緩く、入金ボーナスも行っていない。

しかしながら、「ZERO POINT Technology」の導入やEquinix NY4ファイナンシャルデータセンター(災害に強い鉄筋コンクリートの建物)との連携など、常にトレーダーに最高のトレード環境を提示しようとする姿勢が伺える。すなわち、トレーダー目線を忘れないブローカーと言えるであろう。

「極狭スプレッド・高い約定力・完全NDD方式・スキャルピング制限なし・ゼロカットシステム採用」と4拍子も5拍子も揃っている超優良ブローカーなのである。

最後に、TITAN FXではスタンダード口座(STP方式)とブレード口座(ECN方式)どちらの口座を選ばれてもスキャルピングや両建取引、EAの利用が可能となっておる。

小口の裁量トレードであればスタンダード口座でも構わないであろうが、大口の裁量トレードやEAを利用するのであれば、取引コストを抑えられるブレード口座(ECN方式)の利用をおすすめする。

新規口座開設ボーナスや入金ボーナスよりもトレード環境にこだわりのある腕利きのトレーダーには、このTITAN FXは是非ともおすすめしたいブローカーである。

TITAN FXは、まさに玄人好みのブローカーなのである。

また、最低入金額は200ドル(約2万円)からとなっており、TITAN FXの最高のトレード環境を気軽にお試しできるので、是非ともこのトレード環境を体験してほしい。

ゴン太
ゴン太

TITAN FXは、専業トレーダーや専業トレーダーを目指している本格的なトレーダー向けのブローカーと言えると思います。

口座開設ボーナスや入金ボーナスを重視するトレーダーの皆様は、他のブローカーの口座を開設しましょう。

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