【橋下徹と高学歴ニートたち】納得するまで燃焼しているか?【全文文字起こし】

ハイレバゴリラのFXコラム

オッス、ハイレバゴリラだ。

今日はな、ワシの方からは余計なことは言うつもりはない。

このユーチューブの動画を見てみてほしい。何を感じるかのう。

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【橋下徹と高学歴ニート】燃焼【YouTube動画】

四の五の言わず、まずは見てみようではないか。

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【橋下徹と高学歴ニート】燃焼【全文文字起こし】

この動画もいつ削除されるか分からんので、全文を文字起こししてみることにしたぞ。

登場人物の経歴から

橋下)早速なんだけど、この中で、もう今、死んでもいいやと思っている人います?今、死んでもいいやと。僕はね、今、死んでもいいんですよ、別に。

今日はね、僕まあ50歳だから、ちょっと君らより人生倍生きているから、僕の周りとか自分自身とかそれからいろんな世の中見て、人生ってこんなもんじゃないの、こういう風に過ごしている人多いですよってことをちょっと皆さんに伝えてね、皆に伝えて、後は自分で考えてもらいたいんだけど。

ちょっと経歴聞きたいんだけど。中島君は?

中島)東京理科大学を半年で中退して、今ツイッターのフォロワーのカネで飯食ってますって感じです。

橋下)えっ⁉ツイッターの何?

中島)ツイッターのフォロワーが6万5千人くらいいて、そいつら飯、奢りたがっているんで。飯を奢らせてあげて。

橋下)フォロワーから?奢られるわけ?

中島)奢られてます。

2年半で3,000人くらいには奢られてます。仕方ないなあってことで、毎日2食。

橋下)服部君は?

服部)僕は、えっと、慶應大学医学部の6年生なんですけど3回留年してしまったので9年生。

橋下)医学部は卒業しようとしている?

服部)今年卒業なんですけど、ちょっともう医者はいいかなって。

橋下)医者はならないの?

服部)ならないルートで。

橋下)夢はある?

服部)面白いことしたいなあって。

橋下)じゃあ、さおりさんちょっと経歴簡単に教えてもらえます?

さおり)京都大学に入学して、で4年で卒業して、今はバイトしたりっていう。

橋下)何が目標なの?

さおり)え⁉目標は特にない。

週に5日も働くのは長い。理想は週1とか週2とかで働いて、一生懸命いっぱい働くというのは、働きたい人だけがやればいいと思います。

橋下)ニートっていう言葉は、僕はあまり好きじゃないんだけど。今置かれた今のこの立場ね。一生懸命やってますかってこと、一生懸命。

さおり)遊ぶことだったら一生懸命やってます。

納得して死ぬためには行動すること

橋下)やってる、あああ、いいよ。フラフラするんだったら一生懸命やれっちゅうことよ。僕はね、父親が一昨年か、他界したんだけども、うちの父親はちょっといろいろ不遇で実のお父さん・お母さんに育てられたわけでもなく、兄弟がいるわけでもなく、いろいろ大変な人生を歩んできたんだけど、最期死ぬときにね、本当にね、徹と、本当にね、「ワシの人生、本当によかった」と。

それだなっていうかね、死ぬときはね。僕は今、さっきも言ったけど、今ここで仮に死んだとしても納得できるな。納得して死ねるなっていう風に僕は思ってます。

どう、人生納得したわって人は(いる?)うん。何で納得すると思う?人生。お金?友達の数?日本の中でも世界の中でも活躍している人とかね、いろいろ接することが多かったけど、自分の人生をきちっと計画を立てて実行した人なんてのは、まあいないね。ほぼ偶然。で、その中でも、偶然でも、納得している人と納得していない人の違いは、自分の持っているエネルギーをほぼ完全燃焼した人は納得しているね。うん。

だから裏返せば、ゾゾタウンの前澤さん、2,700憶円持ってるとか持ってないとか、普通は、お金っていうことを目標にしてて2,700憶円入ったら、まあもういいやってなるはずなのに、前澤さんは新たな事業やるって言ってるでしょう。

あの人、まだ完全燃焼してない訳。エネルギーを消費しようと思ったら、自分に合うところで初めて燃焼できるわけ。燃焼できる場所に入れるかどうかってのは、チャンスなんだけどね。チャンスは、僕、平等だと思うけど、何が違うかって言ったら掴む、チャンスを掴めるかめるかどうかはこれは差がある。絶対に。チャンスを掴めるかどうかってのは、何によって変わってくると思いますか?カルロス君。

カルロス)行動するかしないかじゃないですかね。

橋下)さおりさんは?

さおり)私も行動だと思います。

橋下)掴むにはやっぱり力が必要でね。チャンスは平等にあるんだけど、それを掴むには力は必要で、力はやっぱり、これしかない(行動)。

僕は、ラジオ番組に初めて出たのが、メディア出演のきっかけだったんです。当時は31歳かな、31歳くらいのまだ駆け出し弁護士。なんで俺のところに転がり込んできたのかってことやね。人生振り返って今、後付けで僕はこうやって言ってるかもわかんないんだけど、少年事件、ものすごく力入れてガムシャラにやってきた。ガムシャラに少年事件。

どうもそのネクタイ締めて黒髪の、きちっとこんな格好で、鑑別所行ったり少年院行ったりしても、どうも話がやっぱりちゃんと言ってくれないから、そこでね、ちょっと髪の毛染めてみたりとか、ジージャンとか革ジャンで出向くようになって、そこから茶髪の弁護士やなんやと言われるようになったんだけど。それは本当にガムシャラにガムシャラにやってたこともあってラジオ番組に呼ばれたんです。

カルロス)え⁉政治家を志したのはいつ頃だったんです?

橋下)それはね、テレビのコメンテーターやってて、一生懸命大阪の政治の問題点、まあ大阪の政治の問題点だけじゃなく日本の政治の問題点‥‥‥特にあの頃は、今はこれ当たり前になってるんだけど、地方議員が政務調査活動費という経費を預かってるんだけど。昔はこれ領収書を添付しなくてよかった。領収書を添付せずに月額何十万も経費として貰ってた。これあり得る?領収書をつけなくていいってことだから使い道がもうデタラメだったわけ。それで僕は、これおかしいじゃないか、おかしいじゃなかってテレビのコメンテーターでずっと言ってたんだけど、まったく変わらなかった。まったく。

今、地方議員は領収書を添付するようになったんだけど、国会議員は未だに領収書を添付してません。月額100万円。100万円。年間1,200万円、キャッシュ。給料と別。2,200万円の給料とは別に年間1,200万円が経費で渡されてるの。経費だったら領収書付けなきゃいけないじゃん。

言ってるばっかりで何も変わらないから、それだったら自分でやってやろうということで38歳のときに立候補したんです。あのね、38歳で大阪府知事は普通当選しません。なぜ当選したかと言ったら、テレビに出て皆知ってくれているから。

どう、この人生。計画的だと思う?

人生、どんどんどんどん転がる中で、そこの中で当然そりゃ弁護士を一生懸命やり、少年事件をやり、テレビのコメンテーターをやり、政治家をやり、一生懸命やる中で、あっ、これだこれだこれだ、いろんな目標とかそういうのが出てきて、あとはそれを全力でやってきたということ。20代くらいの頃からそういうことを計画してきて、それを目標に生きてきたわけではない。

これだけは言えるのは、この行動の部分は手を抜かずに一生懸命やってきたかな。

皆、行動、一生懸命やってますか?

政治家は暇つぶし?

中島)えーと、例えば政治家になってみたりとか、それってある種暇つぶしじゃないですか。

橋下)政治家が暇つぶし?

中島)人生、暇だなあってことで、なんか楽しいことないかなあってことで、楽しいことなかって、やりたいこととか夢みたいなことって、基本的に暇つぶしじゃないですか。

橋下)僕、始めから夢持ってとか目標持ってとか、そんな人生歩んできてないもん。何でとか考えない。置かれたその状況で一生懸命やる。結果は達成できなかったけど、俺、燃焼感あるもん。あそこの都構想の住民投票で最後負けた時に、もうやることやった、もうあれ以上絶対できない、ということを大阪でやり続けた。

だからそれ、結果が結局達成できなくても、燃焼したっていうことを有難いことに46でそれを感じたから、もしなんかで死ぬってなったとしても納得して死ねる。

田邊)置かれた状況に対して、何だろう、凄い不安があったりとか、この状況で今出来ることをしても、結果につながらないんじゃないかとか、そういった漠然とした不安。で、足が絡まっちゃって。

橋下)そこに人生不安だとか将来分からないとか、そんなとこで悩むもんじゃないわけ。誰もそんなこと、目標やら希望なんて、そんなこと考えて人生、生きてるヤツなんていないから。

田邊)じゃ、結構何でも‥‥‥。

橋下)何でもいい。その環境で。で、何だっけ、今やってるの?

田邊)ミュージカルとかやってます。

橋下)見に行く方?

田邊)やる方です。

橋下)やる方でもいいんだけど、見に行く方も思いっきりやってれば、それがいつの間にかミュージカル評論家みたいな話が、チャンスが転がってくるかもわからないじゃん。自分の趣味から始まって、それを極めたら、それが仕事になってる人、いっぱいいるじゃん。それ抜きんでれば。

燃焼してますか?ってこと。燃焼。ガムシャラにやって、力が付いてきて、周りに転がってたチャンスを掴んだという結果だと思うね。

チャンスは平等だけど、椅子の数は平等ではない

ああ、いいよ。荒井君。

荒井)自分は東京理科大学を卒業して、大手IT企業に入って、始めて直ぐとかあんま向いてないなとか自分、思って。それで辞めたんですけど。そのままもし、まだ頑張れると思って、何年もやって、それで大袈裟な話、根詰めてそれで自殺しちゃう人もいるじゃないですか。

橋下)嫌なことはもう辞めたらいいって。どんどん変えればいいって。そういう日本社会なんだから。それは。僕らの時とも違うし、僕らは敗戦直後の時とも違うし。今もういろんな選択肢があるんだからバンバカバンバカ変えていきゃいいじゃん。

置かれた環境、自分がそこで燃焼できる環境。早く見つけないと。燃焼できる環境。でもチャンスは平等に転がるけども、転がっているけど、そこに身を置けるかどうか。

みんなに同じ椅子は、椅子の数は与えられてませんよ。そりゃ。

その孫さんでも手に入れることが出来ないもの

でね、そうやってコロコロ変えたりとか、好き嫌い言えるの、だいたいどれくらいまでだと思う?

これも僕の経験値。だから絶対的な理論があるわけじゃないけど。ほぼここ(35才)。

君ら人生さ、長げえなあって思ってる。一日長いなあって。

中島君どう?

中島)クソ長いです。

橋下)クソ長い?

中島)クソ長いです。何もやることないので。毎日何も、365日24時間、何もやることないんで。

橋下)今27。25。25年、まだあるんだもん。羨ましいわ。そりゃ俺から見たらもう50歳、25。全財産出しても買いたいね、これ。これホント宝。宝。だってさ、お金があれば資本主義の世の中ではありとあらゆる財・サービス、ありとあらゆるものを買うことができるでしょう。手に入れることができるでしょう。ね。

孫さん、何兆円稼いでるかわかりません。だけどこれ、あの孫さんですら25歳から50までの時間、絶対に手に入れることができないですよ。それ君ら持っている。これってすごいことじゃないの。この貴重な時間で、そら、燃焼して。

田邊)凄い勇気もらいました。

橋下)そう?ありがとう。死ぬ時くらいさ‥‥‥

田邊)いやー笑いたいですね。

橋下)そうだって。俺の人生、良かったなあって。思いたくない?最期。

ここで急展開 スネかじりも全力で!!

田邊)前回、親のスネをかじって何が悪いと言ったら、メールですごい批判が来たりとか。それでも今も親のスネをかじらせてもらっていて。スネをかじった結果、自分が恩返しができればいいと思っているので、スネをかじること自体何が悪いのか。

橋下)スネかじってんだったら全力でスネかじんないと。

田邊)全力で⁉

橋下)もう全国一くらいの勢いでスネかじらってやらないと。

田邊)やっぱ正直ありがたいし、申し訳ないという気持ちもあるんですよ。

橋下)申し訳ないって思いがあったら、死ぬときに申し訳ないってのが出ちゃうよ。そこに変な気持ちのブレとかそういうのがあるんだったら、そのスネかじりは止めた方がいい。

田邊)橋本さん自体は、息子さんにスネかじらせするんですか?

橋下)オレはしない、させないとは言っている。全財産、全部俺が使うと、俺と妻で使い切ると。て言いながら、やっぱり残さないとアカンかなって思っちゃうもんね。

田邊)今、お子さんは何やってるんですか?

橋下)今はね、大学で法律の勉強してる。司法試験の受験を何かやるなんてことで今、一生懸命やっている。彼は彼なりに燃焼してんのかなあって思うけどね。

35歳までの間にね、とにかく自分が燃焼できる場をスポーンと掴むために、今置かれてる場で一生懸命やりなさいと。やっぱり中身をどうしたらいいんだと、どうしてもみんなそう言う訳。置かれた立場で、置かれた立場って言うんだけど、そこがわかんないんですって言われることが多いから、ひとつの案としてね、親御さんにね、お金を渡すってことはひとつ目標にはできませんか?

というのは、この企画聞いたときにね、誰が一番大変な思いをして、子どもに対する愛情という意味での燃焼感を持ってるかというと、君らの親御さんだって。

これさテレビで顔を出して、名前これ全部実名?実名?そしたら絶対、これ全国放送で、周り皆、知ってるんじゃないの?普通は世間体のこと気にして、精神的に本当、疲労困憊。寝込んじゃうよ、普通は。鼻で笑うけど。それは。

お父さん、お母さん、これ何て言われてるかやね。でもそれを君らに対して強烈に「あんたこんなもん世間で私、恥ずかしい思いするんだからこんなこと止めてよ。」とかそれこそ殺しに来るとか首絞めに来るとかある?結構なんやかんや注意はしてるけど、認めてくれてるんじゃないの?親の立場からすれば、いやーすごいお父さん・お母さんだなと思うね。

親は勝手に僕を産んだ

カルロス)僕の自身の年収は100万円代で、まあ生きていけてるんですね。親に送った方がいいみたいな話なんですけど。親を養えとか。親は僕を勝手に産んできたみたいな。

橋下)カルロス君、冒頭で聞いたけど今すぐ死ねる?

カルロス)でもそれも、僕も行動するので。この後も収録後にすぐ僕、被災地に行って災害ボランティアやってくるんですけども、なんか今死んだら、災害ボランティアで僕も活躍できる場所があるのにできないというのは、嫌だって思うから。

橋下)そうでしょう。活躍できる場は誰が与えてくれたの?

カルロス)え⁉災害ボランティアは別に僕が自分で行くので。

橋下)産んでくれなきゃそれ出来ないじゃん。

中島)でも、産んでくれたって言っても、勝手に産んだわけであって。勝手に産んでなんか養えよとか、なんかそれによって呪縛をかけられている人達がすごい多いと思うんですよ。つまり親に感謝しなければいけないから、親に迷惑かけないために、僕は嫌なことをしなきゃいけないみたいなそういう呪縛を生み出している根源だなと僕は思っていて、あんまり賛同できないんです。

橋下)だから言ったじゃん。親に感謝するってことが、ものすごい価値的に正しいことですよと言うつもりはないけど、でも僕が言いたいのは、君らの両親というはすごい人達ですよってこと。それはまだわかんないわけ。自分が親になってないから。50になってないから。産んでくれたのは勝手だとか、勝手に産んだんだとか言えるのは今だから。

凄いことですよ。産まれてくるの。死ぬか生きるかなんだから、お母さん。今分娩するときの死亡リスクは、こんだけ医療技術が発達した日本でも、分娩リスクというのは無茶苦茶高いわけ。出産自体が死ぬギリギリの行為ですよ。まあ今は産婦人科の技術があるから、いざというときは助けに入るけども。昭和の前半とかそれこそ大正とか明治だったら、子ども6人中3人は死んじゃうとか。そんなのザラだったわけですよ。出産ていうのはそんな大変なことなの。

その後、母乳で育てるとか、これ大変だから、見たけど。夜泣き。君ら、ひどかったと思うよ。お母さん、寝てないね。毎日毎日朝の4時や5時まで寝れない状況って、ちょっと一回やってみて、1か月とか2か月とか。死ぬと思う。

中島)死にますね。無理ですね。

橋下)死ぬ。それで保育所に入る、幼稚園に入る、小学校に入ったて、悪さなんかやっては学校に呼ばれたこととかいっぱいあるんじゃないの。今の日本社会というはなかなか厳しい現実があって、中所得者の皆さんでもやっぱり教育費アップアップですよ。君ら大学出るまで、一体ナンボかかってるの。ちょっと一回飯代から計算してやってみろよ。洋服代から学費から。そんだけのお金をもしお父さん、お母さんが自由に使えるんだったら、どんだけいろんなことできんの。どんだけカネかけてもらって、ずっと育ててきて、それで勝手に産んだんだっていうのは、それは違うと思うな。

まあ、いいよ別にそう感じるのは。個人の自由だから。

でね、僕偉そうにこんだけ言ってるんだけど、子育て全然してません。7人いますが、してません。今の時代からすればとんでもない父親やね。最近だから子供も、長女が23になって長男も21になったから一緒に酒飲むようになってね、よく子育ての事言われる。ひどい父親やったと。子供が食べるときの作法とかうるさかったから。机に肘こうやってたらバーンてやってたからね。ご飯粒が茶碗のところにちょっとついて、そのまんま流しに持っていったら、もう一回引き上げさせて洗剤の入ったその茶碗のご飯をもう一回食べさせたから。

で、そういう風な子どもがね、23歳になって今年の4月から就職したんですよ。そしたら長女がこの父の日にこれですよ。これ。ボールペン。これをね、くれたの。いやー、うれしいよ。これは。これは。

もし今燃焼するというその中身、さっき言った行動の中身というものに、もし今何か思いつくものがないんだったら親御さんにプレゼントすることにちょっと力を割いてみたら、これも燃焼だから、一生懸命やったら。と、僕の人生経験で思っています。

団塊の世代のせいで若者にチャンスが来ない

楽)僕はやっぱりチャンス平等じゃないと思っていて。雇用の流動性がないから、例えば中高年のニートと呼ばれる人たち、特に就職氷河期の人たちが就職できなかったり、団塊の世代が原因だったりとかして、僕たちはこれから団塊の世代に対して年金を支払ってるわけじゃないですか。その事実に対して僕は平等だと思えなくて。

中島)結局その、なんだろう。今の社会ってすごく若者に対して優しくないというか。そんな気がしていて。チャンスの面だけで考えてしまうと日本人の若者は全員ニートになった方がいいんですよ。

橋下)あのー、個別具体的な労働環境とかに制度として欠陥があることは間違いないです。だからやっぱり雇用の流動性がないから中高年の人たちが席をずうっと持ち続けてしまって、若い人たちがそこになかなか入っていけない。その通り。構造上の問題は確かにその通りなんだけど、それはでも本で勉強した理想論。

でも現実の世の中って連続性でここに向かっていくわけだから。当然、この途中経緯があるわけ。途中経緯が。今確かに雇用の流動性がないよ。ない。だけどちょっと前の世代の場合には労働基準法なんていうことがなかったときには、それこそ今ブラック企業ブラック企業て騒がれてるけど、敗戦直後の日本社会なんて超ブラック企業だらけよ。そこでみんな踏ん張って頑張ってきたわけ。

だから僕が言いたいのは、確かに今ここで雇用の流動性のところで文句はあるけども、ここ見てよと。この過程を。皆もっと大変なところで必死になって歯食いしばってここまでたどり着いたんだから、このね、前の世代の人たちには、ああ、ここまで持ってきてくれて、ありがとうございますって気持ちはあってもいいんじゃないの。

これ習った?大学で。治者と(被治者)。僕だから、治者と被治者がね、これ治める者と治められる者なんだけど、これが分離している社会は、最後世の中変えようと思ったら実力行使しかない。

香港。あれは選挙制度がないから。まあ、香港の学生たち大変だわ、ありゃ。見てあれ、中国共産党とガチンコでやんのかね。自分たちが世の中変えようと思ったら、実力行使でもう血を流すかどうか。

今の日本社会どうなの。君たちそれ文句言っていろいろ世の中おかしいとかいって変えたいと思ったときに、治める側、権力者の方から殺される危険て感じる?感じないよね。

それは治者と被治者の同一性と言ってね、民主主義、これ一緒ですよと。治める者も治められる者も一緒なんです。なぜかって言ったら、選挙で治められる者が治める者を選んでるんだから。結局はここ一緒じゃないの。だからもし今の社会構造がおかしいというんだったら納められる側の方にも責任がある。

笹谷)ただ構造的に簡単に言っちゃって高齢者の方が多くて、若者の方が投票が少ないわけじゃないですか。だったら普通の政治家のマインドとして、高齢者の方に、何て言うんでしょう、よいしょして若者に対してはあまり重きを置かないというのが。

橋下)高齢者なんであんなに投票率高いの?

笹谷)政治の恩恵を受けることが多いから関心を持つ。

橋下)それもあるけど高齢者の皆さんは、選挙期間中ものすごい選挙運動やってるよ。自治会・いろんな各種業界団体、もう走り回って、知り合いの高齢者の人に声をかけまくって、ものすごい汗かいてる。

若者どうしてんの?選挙のとき。飲んでんじゃないの?その日、当日、投票も行かずに皆でコンパやってんじゃないの。そんなもん汗もかかないのにそんなもん自分たちで政治の利益を受けようなんてそりゃ無理だって。

最初からあきらめるんじゃなくて、若い人たちに声をかけて、自分たちのやっぱり利益を守っていこうよ、要求をしっかりとね突き付けていこうよってことで、皆がそれ、もし時間あるんだったら燃焼したらいいじゃん。

最後のメッセージ

だからそれで燃焼感を持って納得する人生を歩んでもらいたい。だから僕は提案なわけ。で、これも、別にこれが絶対正しいってわけじゃないけど、ただ一点言えることは、燃焼。で、最期に、死ぬときに、ああ、俺は燃焼したなって言って納得して死んでもらいたいなということです

ありがとう。

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感想はいかに

燃焼‥‥‥納得‥‥‥行動‥‥‥死‥‥‥

諸君らは何を思ったかのう。

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